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母への文句

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この話はmixiからそのままコピーさせていただきました。どうぞ元気をもらってください。

☆「母への文句」

母へ

いいよなぁ 気楽そうでさ。
学校にも会社にも行かず、のんびりテレビ見て。
いつも外から帰ると手を洗えだの
どんなことしただのどうだっただの、うるさいんだよ。
昔っからそうだった。

俺が言うのもなんだけど俺に対して甘すぎたね。
小児喘息は甘やかすほど治りがよくないって
医者に言われてたくせに。
おかげで長年苦しんだし、いまやこんなひねくれた性格だ。

ぶきっちょなんだよな。
雑巾を縫うのですら時間はかかるし見栄えもイマイチだ。
学校で各自用意しろって言われて、
その前日になってもまだできないのかよってイライラした。

平日の16時とかに携帯に着信が残ってて、
留守電の伝言が残ってたかと思えば
「また電話しますね。じゃあ。」って、
またするんなら伝言いらないよ。
今はね、着信履歴ってものが残るし、
留守番センターにつなぐのも有料なんだよ?!

あれがしたいこれがしたいって言ってる割には
やらないんだから。腰が重いんだよ。
最近は特に家でゴロゴロゴロゴロ、適当な本を読んで、
TVみて呑気に笑って。暇そうだよなぁ。
自分が信じ込んでることにおいては驚くほど頑固なんだよな。間違ってるのに。

「ねぇ、なんかパソコンおかしいんだけど」
「うーん・・・・・・・・・。あ、これ、
 何か変なとこ押したでしょ。」
「ううん、そんなことない!絶対に!!」
「いや、してるんだけど・・・」
「ううん、お母さん何にもしてないモン!!」

こちとら一応PC関係の仕事してるんだよ?
少しは息子を信じなさい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

朝起きて父親を送り出し、子供を送り出し、
洗濯、掃除、買い物、夕飯の支度、風呂の準備・・・
毎日毎日、文句一つ言わずに家事をこなして・・・。
本当に頭が上がりません。
病弱だっただけに、外に出て遊ぶことが珍しかった
俺の帰りを待ち、心配してくれていましたね。
どんなときでも俺のことを気にかけていてくれます。
有難すぎていつも素直に言えないけど、
本当はすごく嬉しいです。

幼い頃から俺をずっとずっと辛抱強く看病してくれました。
何年も何年も。
喘息の発作はなぜか夜中によく起こりましたね。
そんなとき必ず、呼吸困難な俺に
徹夜で付き合ってくれましたね。
昼間の家事で疲れているのに。
あなただってそんなに体が丈夫なわけでもないのに。
ずっとずっと背中をさすってくれました。
子供心にも申し訳ないと思い泣いてあやまる俺に、
そんなことは気にしなくていいから
泣かずに息を吸えと言って。
本当に、俺の呼吸のためだけに、
二人で何回も何回も徹夜しましたね。

そして疲れも見せずに翌日俺を病院に連れて行き、
入院の手続き、用意をして、毎日欠かさず
面会に来てくれました。
心細い病院でその面会時間が
どれだけ待ち遠しかったことか。
どれだけ感謝しているか。
もはや言葉では言い尽くせません。

たかが雑巾で、しかも少々不恰好だったけど、
あなたが一生懸命作ってくれた雑巾。
それがわかっていたから俺はそれが
ぼろぼろになるまで一生懸命学校を掃除しましたよ。
通知表にも掃除を良く頑張っていますって
書いてあったでしょう。

いまだに俺のことを心配して
たまには連絡をよこせと電話をくれますね。
なかなか連絡できずにごめんなさい。
仕事中だからと邪険にした時もありました。
絶対にあなたは俺を許してくれると思っているから、
つい甘えて強い口調になってしまうときもありました。
ごめんなさい。

昔は子供に手が掛かって、やりたいことも
できなかったことでしょう。
ようやっと余裕が出てきた今こそ、
やりたいことをいろいろとやって欲しいです。
俺もサポートしたいです。

あなたは言わないけれど、最近、
体が不調気味なこと、実は知っています。
それを思うと心が痛い。
昔、俺が不調の時はいつもそばにいてくれたのに、
今そのお返しができない。
せめて俺のことは心配要らないと信じてもらい、
あなたの心の負担にならないように
頑張ることぐらいしかできません。
不孝な俺でごめんなさい。

でも、きっと気丈なあなたはこういうのでしょう。
「何言ってるの、母さんは大丈夫だから
 あなたはしっかり自分のことをやりなさい。」

いつもいつも俺のことを優先で考えてくれる。
その愛情の深さに支えられて、
今日も俺は生きていられます。
ありがとう。

それから、俺もあんまり口には出さないけど、
他にも知っていますよ。
あなたがどれだけ俺を信じてくれているか。
頼りにしてくれているか。
どれだけ愛してくれているかを。

「もう一人前だから親もお役ごめんだわね」と
冗談っぽく言ったことがありましたね。

確かに俺は今、経済的には独立できるようになりました。
それでもあなたをお役ごめんには絶対にしません。
なぜかって?
俺の母親という役は、あなたしかできないからです。
今度は「育てる側」じゃなくて
「育てた分を返してもらう側」としての役をお願いします。

あなたが俺に注いでくれる愛情には
到底及ばないに違いありません。
でも、俺は精一杯の感謝を伝えて行きたいです。
だから末永く元気で感謝をいっぱい受け取ってください。

最近はことあるごとに深い微笑を浮かべながら、
「昔は病弱だったもんねぇ・・・」と、
口癖のように言いますね。

その一言に過去、現在、そして未来の
俺への想いが全て凝縮されているのをはっきりと感じます。
ついつい俺も涙で視界が曇り、
言うべき言葉が浮かびません。

だから、今更、何に対して、とはいちいち書きません。
書ききれません。

ただ一言。

俺の母親で、本当にありがとう。

息子より。


紳士aさん、素敵なお話をコピーさせていただきありがとうございました。
           ジョージ

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